サイドボタンはホームボタンの代わり!?

アップルの最新スマートフォン「iPhone X」には、iPhoneのアイデンティティとも言えるホームボタンがない。その代わりに広いディスプレイスペースを確保できている。今までホームボタンを使っていた操作の一部は、サイドボタンに割り当てられている。今回はサイドボタンで何ができるのかを詳しく紹介していきたい。

iPhone Xのサイドボタン。ホームボタンの一部の機能が割り当てられている

iPhone Xのサイドボタン。ホームボタンの一部の機能が割り当てられている

【サイドボタンの役割1】電源を入れる
「iPhone 8」や「iPhone 7」でも同じだが、アップルロゴが画面に表示されるまでサイドボタンを長押しすると、電源が入る。


【サイドボタンの役割2】電源を切る
iPhone 8やiPhone 7ではサイドボタンを長押しすると電源が切れたが、iPhone Xでは、サイドボタンと音量ボタン(上げる/下がるどちらでも可)を、スライドが表示されるまで同時に押し続ける。


【サイドボタンの役割3】スリープに移行/スリープを解除
ホームボタンの重要な役割だったスリープの解除もサイドボタンに割り当てられている。ただ、サイドボタンを押さなくても、本体を手前に傾けるか、画面をタップしてもスリープは解除できる。スリープ状態にする場合もサイドボタンを押す。


【サイドボタンの役割4】Siriを使う
ホームボタンを長押しして起動していた音声アシスト機能「Siri」は、サイドボタンを長押しすると起動できる。「Hey Siri」と話しかけても反応しない場合に活用しよう。


【サイドボタンの役割5】Apple Payを使う
「Apple Pay」を使う場合は、サイドボタンを2回押す(エクスプレスカードに設定しているSuicaなどを使う場合は不要)。そのまま「Face ID」で認証し、日接触型リーダーにかざして買い物ができる。「Suica」をチャージするときにも、サイドボタンを2回押す。


【サイドボタンの役割6】キャプチャを撮る
iPhone 8では、ホームボタンとサイドボタンを同時に押すことで画面のキャプチャを撮れる。iPhone Xではサイドボタンと音量ボタンの上げるを同時に押すことでキャプチャが撮れる仕組みだ。長押しすると電源を切る画面が表示されるので、注意したい。