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今春、正式にリリースされる「Windows 10」の次期機能アップデート(RS4)では、更新の際にデバイスが利用できなくなる“オフライン時間”が大幅に削減されているそうです。米国時間16日付けで公開された公式ブログ“Windows Insider”で詳細が解説されています。

 「Windows 10」は“Windows as a Service”というコンセプトの下、毎月の“品質アップデート”と、年2回の“機能アップデート”を配信して、常に改善を続けています...

今春、正式にリリースされる「Windows 10」の次期機能アップデート(RS4)では、更新の際にデバイスが利用できなくなる“オフライン時間”が大幅に削減されているそうです。米国時間16日付けで公開された公式ブログ“Windows Insider”で詳細が解説されています。

 「Windows 10」は“Windows as a Service”というコンセプトの下、毎月の“品質アップデート”と、年2回の“機能アップデート”を配信して、常に改善を続けています。目まぐるしく変わる社会にいち早く対応した“新鮮な”OSが定期的に供給されるというわけです。

 この2種類のアップデートのうち、“品質アップデート”は機能の強化とセキュリティの修正を中心とするアップデートで、大抵の場合1回の再起動で適用が完了する小規模なものです。一方、比較的規模の大きい“機能アップデート”は4つのフェーズからなり、複数の再起動を通じて段階的にインストールされます。

 この4つのフェーズは、“オンライン”または“オフライン”で実施されます。“オンライン”とは、ユーザーがデバイスを利用している間にバックグラウンドで処理されるタスクです。一方、“オフライン”タスクはデバイスを占有し、処理が終わるまでユーザーはデバイスを利用できません。

 たとえば、2017年4月にリリースされた「Creators Update」ではユーザー平均で約82分のオフライン時間があったのだそうです。機能更新でOSの再起動が始まると、1時間半はデバイスが利用できないことになりますね。

 同社はこのオフライン時間の短縮に取り組んでおり、10月にリリースされた「Fall Creators Update」ではダウンタイムが51分に短縮されました。今春リリースされる予定の“RS4”ではこれがさらに改善され、“Insider Preview”でのテストにはなりますが、オフライン時間は平均で30分にまで削減されるのだそうです。

 削減のカラクリは、“オンライン”でできることはなるべく“オンライン”でできるようにしたことにあります。以下は公式ブログの情報をもとに図式化したものですが、いくつかのタスクが“オンライン”で実行されるようになったことがわかります。

従来の機能更新モデル
新しい機能更新モデル

 “年2回の機能アップデートが苦痛だ”という声はよく聞かれますが、最大の原因は“その間PCが使えなくなる”ことにあるのではないでしょうか(もう一つは“勝手にアップデートが始まる”問題ですが、これもかなり改善されてきています)。OSの少なくない部分をごっそり入れ替える“機能アップデート”ではオフラインタスクが避けられませんが、少しでも短くなってくれれば、アップデートの苦痛も少しは和らぐのではないでしょうか。