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先週登場した入力デバイスで売れ行きが目立っていたのは、東プレの静電容量式キーボード「REALFORCE」のテンキーレスモデルだ。ラインアップは8種類で、下記のように静音性やスイッチの入力深度を調整するAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)、荷重、印字、本体色の違いなどで細かく仕様が分かれている。税込み価格は1万9000円強から2万7000円前後...

ストック買いが少ない、でも売れる――REALFORCEの広がり方

 先週登場した入力デバイスで売れ行きが目立っていたのは、東プレの静電容量式キーボード「REALFORCE」のテンキーレスモデルだ。ラインアップは8種類で、下記のように静音性やスイッチの入力深度を調整するAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)、荷重、印字、本体色の違いなどで細かく仕様が分かれている。税込み価格は1万9000円強から2万7000円前後。

パソコンSHOPアークの棚に並ぶ「REALFORCE」テンキーレスモデル


REALFORCEテンキーレスモデル
R2TLSA-JP3-IV 静音 APC 荷重30g アイボリー(かな印字あり) 2万7000円前後
R2TLSA-JP3-BK 静音 APC 荷重30g ブラック(かな印字なし) 2万7000円前後
R2TLS-JPV-IV 静音 変荷重 アイボリー(かな印字あり) 2万5000円前後
R2TLS-JP4-BK 静音 荷重45g ブラック(かな印字なし) 2万5000円前後
R2TLA-JPV-IV APC 変荷重 アイボリー(かな印字あり) 2万6000円前後
R2TLA-JP4-BK APC 荷重45g ブラック(かな印字なし) 2万6000円前後
R2TL-JPV-IV 変荷重 アイボリー(かな印字あり) 1万9000円強
R2TL-JP4-BK 荷重45g ブラック(かな印字なし) 1万9000円強


 今回のテンキーレスモデルは、2017年10月に登場した第2世代REALFORCEに属するモデルで、人間の耳に感知しやすい周波数帯のノイズを抑え、より静音性が高くなっている特徴を持つ。フルキーボードの登場時からテンキーレスモデルを待つ人が多かったようで、発売時から多くのショップでヒットを飛ばしていた。

 パソコンSHOPアークは「REALFORCEは(テンキーをよく使う)事務用途から評価を伸ばしてきたところがありますが、いまはゲーム用途や文字打ちの多い方にもファンが広がっています。第2世代登場時からテンキーレス待ちの人が多かったのも、そういう使い道の広がりが関係していると思います」と話していた。

 また別のショップは「日本は机上が狭めなのと、テンキーがあるとマウスの操作領域が削られてて嫌だという人が結構多いんですよ。一度テンキーレスに慣れると、すぐ左側がマウスエリアという感じになるので、そこを侵されると非常にやりづらくなる。テンキーレスからフルキーボードに戻れないという声はよく聞きます」といった事情も教えてくれた。

テンキーレスREALFORCEの展示機

トップフロー型CPUクーラー「超天」がデビュー

 CPUクーラーで話題になっていたのは、サイズの「超天」だ。6mm径のヒートパイプ4本と12cmファンを備えたトップフロータイプで、税込み価格は4300円前後。対応ソケットはLGA1366/115x/775、Socket AM4/AM3(+)/AM2(+)/FM2(+)/FM1。

サイズ「超天」


 入荷したTSUKUMO eX.は「現在売れ筋クーラーになっている『虎徹』のトップフロー版という位置付けですね。価格帯も同じですし、『KABUTO』シリーズの頃のような定番人気を狙っているのかもと思います」と話していた。

 ここ数年のCPUクーラーは虎徹に代表されるサイドフロー型が主流となっている。超天はトップフロー型としては久々の注目株と目されている。

 同店は「最近のPCケースはフロントからリアに風が流れるものが多いので、サイドフローのほうがエアフローがスムーズになるんですよね。なんですが、マザーボードのヒートシンクが大きくなっていて、コンデンサ周囲になかなか風が届かないという傾向も増えています。そこをフォローするにはトップフロー型の方がいいので、その選択肢が見落とされないためにも目立つモデルは店頭にいてほしいんですよね」と細部の事情を教えてくれた。

CPUクーラー全体で売れ筋となっているサイズの「虎徹」

PCIやCOMが使えるレガシーなH110マザーがASUSTeKから登場

 マザーボードはASUSTeKからH110搭載のmicro ATXモデル「H110M-C2/CSM」が登場している。税込み価格は9000円弱。

ASUSTeK「H110M-C2/CSM」


 PCIe(GEN 3.0)x16スロットやPCIe(GEN2)x2接続のM.2スロット、4基のUSB 3.1(GEN 1)端子やHDMI(1.4b)端子などを備える一方で、COMポートやPCIスロット、D-Sub端子、PS/2端子などのレガシーインタフェースも組み込んでいるのが特徴だ。第6世代Core(Skylake)との組み合わせならWindows 7/8.1がインストールできるのもポイント。

 入荷したドスパラ秋葉原本店は「緑色の基板も懐かしいですね。昔からの資産が流用できるということで、法人需要がありそうです。Windows 7用マシンとして確保する人もいるかもしれません」と話していた。

H110M-C2/CSMの基板

PC4-32000対応のSO-DIMMや黒ケーブルのPWMファン分岐ケーブルなどの店頭に

 メモリで目立っていたのは、Corsairの「CMSX32GX4M4X4000C19」と「CMSX32GX4M4X3800C18」だ。税込み価格は5万8000円強と5万4000円強となる。

 いずれも容量8GBのDDR4 SO-DIMMの4枚セットで、PC4-32000(DDR4-4000)とPC4-30400(DDR4-3800)に対応する。入荷したパソコンSHOPアークは「SO-DIMM環境でもできる限り高速を目指す人向けだと思います。ただ、ノートでこの速度に対応するものはちょっと思いつきません。ゲーミング系の小型マザーも最近はDIMMが多いですし。かなりニッチなところをついてきましたよね」と面白がっていた。

Corsair「CMSX32GX4M4X4000C19」と「CMSX32GX4M4X3800C18」


 アクセサリ類では、アイネックスからPMWファン用の2又電源ケーブル「CA-097」が売り出されている。税込み350前後だ。

 TSUKUMO eX.は「よくあるアイテムですが、ケーブルが黒いのが特徴です。MODマシンを作る際に細かなケーブルの色が悪目立ちしないように意識している人は多くて、地味ながら売れそうな気配がします」と話していた。

アイネックス「CA-097」